ひとみは道をつなぎたい

まったり生きるために調べた&行動したりしなかったりする記録

なれなくてもミニマリストを目指し続ける理由

床の掃除が面倒くさかった

 

 私が最初に物を減らしたいと思ったのは、単に、床に掃除機をかけるときにどかすのがメンドクサイと思ったからです。

 

 かつての部屋は、6畳で床が畳でした。しかもベッドを使ってました。しかも母親がベッド下収納を買ってきて、それまでの収納で入らなかったものを突っ込んだりしていました。

 

 そのベッド下収納を動かし、ベッドを動かし、本棚を動かして掃除機をかけ、元に戻して残りの部分をかける、みたいな感じでした。面倒くさいけど毎回やらないと埃がすごいことになります。

 

引っ越しの荷造りが面倒

 そのうち、近所の区画整理に引っかかることが分かって一部改装した我が家ですが、結局建て替えることになりました。

 町工場時代だったので既に30代近くになっていましたから、学生時代の制服とか体操服とか教科書とかは後輩にあげたり捨てたりして持っていなかったのは幸いでした。

 

 しかし、経験もなければ近所の人のを見ていたわけでもないので、荷造りが果てしないものに見えました。

 

 引っ越しのコツみたいな2ちゃんねるのスレッドを見まくって、書かれていたアドバイスに従ってひと月前くらいには自分の分の荷造りをほぼ終えました。それでもダンボール箱が30個以上ありました。

 

 他の家族はそれ以上の個数ですし、台所など共用部分がそれ以上あったので結局楽にならずに台所と兄弟分の荷物を詰めさせられました。解せぬ。

 それでも、逆に自分が詰め終えていなくてもたぶん兄弟のぶんは手伝わされていたでしょうから、かなり良い選択だったと言えます。

 

 借家で半年ほど過ごしましたが、その間にさらに減らしました。ここ数年みたいな酷暑でプリンターや初期型プレステ2がお亡くなりになったし、私たちがおそらく最後の使用者になるのと、新しい家はある程度収納を作るので、食器棚や本棚を置いていっていいという話だったので、身長以上の高さがある本棚を置いてきました。

 

思っていたような収納が出来なかった

 今の家が完成して荷物を入れたら、違和感を覚えました。

 

 床面積を無視して押し入れだけ考えるとそれほど広さは変わりません。なので、床は広々として感じるのに、その作り付けの押し入れとクローゼット部分がやたら狭く感じました。明けたら中身がぎっしり!になってしまったからです。

 

 私は、机としても使うために、部屋の押し入れの段をかなり高めにしてもらっています。なんですが、モノの容積が多すぎて、B5のノート開いたらほかに作業できないくらいスペースが埋まってしまったんです。

 

 これはまだ改善中です。クローゼットも、この「机」の物を時々わざと投入しているので結構いっぱいいっぱいです。これが解消したらシンプリストかなーと思っています。

 

 もう40歳手前なのだし、今あるものを使い倒して出来る限り補充をせずに、様々なものごとのサイズダウンをしていこうと思っています。たまたま手持ちを減らしていた夏服はだいぶ進みました。数年以内に、クローゼット部分(約1畳)にほぼすべての持ち物が収納できる状態にしたいです。

 

身軽になりたい

 兄弟の誰かが結婚して家を継ぐなら私は家を出ることになります。その時に荷物は少ないほうがいいと思います。

 

 そのまま両親がいなくなるだけ&結婚した兄弟が別に家を建てるのであれば、逆に部屋を卓上ゲームボードゲームとかTRPGとかカードゲームとか)やる人に貸したりしたいという夢?があるので、使う部屋のものを全部どけて今私が使っている部屋に突っ込めばいいわけです。

 

 そのまえに南海トラフやら近くの活断層やらで大地震が起きて片づけをする羽目になるかもしれないですし、台風や突風でばきばきにされる日が来るかもしれません。

 

 なんにせよ、そのつもりがなくても、いつ(一時的にせよ)家に住めなくなる日が来るか分からないので、せめて自分の持ち物の片づけだけは楽をしたいと思うのです。

 

祖母がマキシマリスト気味だった

 私はおそらくずっと一人なので、最後は誰かに片づけてもらうことになります。その時に、負担が少ないことを望んでいます。

 

 祖母の遺品整理がとにかくめんどくさかったからです。

 

 なくなってからはまず、服やアクセサリー、日用品の類を振り分けました。

 祖母の娘(つまりはおばさまたち)が強烈でして、さんざん取り合い→サイズが合う体格が一番小さいおばさまのところに決まるという流れをひたすら週末に母の代わりに浴び続けました。

 

 祖母は見栄っ張りなところがあって宝石とかコートとかの物はいいので、あらかじめいくつか母がハネといてくれたり生前に祖母が言い残したぶん以外は全部ごっそり持っていきました。まさに服の山がおばさまの数だけ出来てました。車で来た人でさえ一度では持って帰れない量でした。

 

 年金貰うような年齢には、転勤族の人みたいに、寝具以外ケースに全部入ってて軽トラックやワゴン車につんで持って行って終了くらいになりたいものです。