なれなくてもミニマリストを目指し続ける理由 2
昨日のはモノに関すること(片付けが面倒くさい)だけだったので今日はコトに関する理由です。
何をしているか・何がしたいのか明確にしたい
私には具体的な夢や目標がありません。この場合の夢や目標は、単純に「将来の夢」つまりはなりたい職業とかそういう結構具体的なところです。なので、それに必要なものだけ持っておくという手段がとれません。
もっと大雑把に、「まったり暮らしたい」「病気や気質のぶん急激な変化に弱いので、備えるために余白を作っておきたい」という生き方の指針みたいなのはあるのですが、そこから一段階くらいしか具体的にならないんですよね。
ビジネス本などに書かれている長期目標を持てみたいなのを5回ぐらい粉砕されてきたのもあって、あまり具体的な目標が持てなくなってしまった気がします。
今一番具体的な目標は貯金額いくらまで溜めたいというのと、このブログを始めた月は毎日更新したいという二つですね。
逆に、これがしたくないというのも生理的なもの以外最近まではっきりしていませんでした。なので、一つでもやりたいこと・やりたくないことが分かった時点で、それに必要ないものを捨てていくことにしています。
余白を開ける
上にも書いた通り、時間や空間に余裕をつくっておかないと変化に対処・適応するだけの心身の余裕がたりません。
私の能力が人より足りないからだとずっと思いこんでいましたが、最近耳にする「繊細さん」の特徴なだけ+私の場合はパニック障害が追加されてたぶん性質がより発露しているだけではないかと最近は思えるようになってきました。
つまりは単にそういう性質であるというだけ、です。
ミニマリストの時間・空間的な余白は一つの解答になりえるのです。そういう性質なんだからそうでない人に合わせるよりも性質に合った生活スタイルをつくればいいじゃないかということです。
自分なりの生活スタイルを確立するのは凄いことだと思う
自分に必要なものを極限まで絞り込みフットワークが軽いしぶさんはミニマリストのひとつの完成形だと思います。
しぶさんの生活は極端だとしても、だからこそひな型としてアレンジしやすいと言えるでしょう。
彼の本からどうしてその形に至ったのかを知って、「じゃあ自分は何が必要なのか」「自分には何が要らない・手放すべきものなのか」をそれぞれ考えて、自分のスタイルを作るときにとても参考になります。
先日紹介した『ミニマリスト式超ヒュッゲ術』のなにおれさんのスタイルは、ミニマリストを単にモノが少ない人や、何も買わない人だと思っている人にはかなり異端に感じるかもしれません。
でも、ミニマルを極めたからこそ、自分が大切にしたい時間に重点を置くことができ、穏やかな状態で日常を楽しんだり変化を受け入れたりできるのです。別の完成形を開拓したと言えると思います。
何のためにミニマルにするのか。モノを減らすのは手段であって目的そのものではないのです。その先の自分のスタイルを実現するためですよね。その実現したスタイルを発信しつづけているからすごいです。
自分で自分にとって心地よいスタイルを構築することは、大変に魅力的です。自分や環境が変わっても、新しい自分や環境にとって心地よいスタイルにしていけるという自信にもなると思います。