ひとみは道をつなぎたい

まったり生きるために調べた&行動したりしなかったりする記録

服を捨ててなんとなく思ったこと

 先月~今月は、衣服など布の物をめずらしく幾つも捨てました。しかもそれほど悩まなかったです。

 

 ひとつめは、2010年か2011年に買った白いブラウスです。デザインが気に入ってました。今シーズンの初めに、表面の一部がけば立っているのに気づきました。季節が過ぎたら捨てようと思ってたものです。

 

 二つ目は大学時代のおそらく2002~04年に買ったと思われるカットソーです。擦り切れてるのもあるけど、襟ぐりが大きくて肌シャツが見える(から見えてもいいようなデザインの肌着を用意する必要がある)のがめんどくさかったのです。

 

 三つめは、ひざ丈くらいのスカートです。2015年くらいのやる気がない頃に買ったものだと思います。外に出ない日に放熱重視で履いてました。

 

 四つ目は母の知り合いが突然母に押し付けた(ように私には感じた)はおりものです。今ぐらいのちょっと寒い季節にはおるにはちょっと分厚い生地ですが、あんまり冬に近づくと寒い気がする、綿か化学繊維系のジャケットです。くれた人は母か私が着ればいい、着なかったら捨ててほしいと言って三枚服を置いていき、一枚は母が、もう一枚はどちらの趣味でもなくサイズも合わないので即捨てる袋行きにし、最後の一枚がそのジャケットでした。もらってみたものの、先日何となく見返したら違和感があったので潔く袋行きにしました。

 

 五つ目は肌シャツです。元々はある程度フィット感があったのに、生地が傷んでのびのびになり、ちょっと屈むと胸部丸見えになってしまうので同時期に買ったものを数枚捨てました。これは借家でめっちゃ広げた覚えがあるので2010年には所持していたと思われます。

 

 今年は40歳になるのと、去年生活が変わってから制服化というほどではないですが服のパターンが絞られてきたので、それ以外の物が捨てやすいかなと思います。

 

 

 ここ数年で、なぜか親戚や先ほどの知り合いなど、家族全体で衣服をくれる人が増えたので気軽に捨てやすく、ありがたいです。コロナ前くらいだと、私が捨てたものを両親が拾ってきたりしてたのですが、流入が大量すぎて衣類だけは拾われなくなりました。

 親戚のは生前整理を兼ねて、捨てられずにたまるのを防ぐためにわざともらってきて捨てているので一度に入る量が黒いゴミ袋まるまる数個分とかで恐ろしいです。

 

 両親の姉妹は時代もあって、服をたくさん買ってたくさん持っています。それほどではないうちの母でさえ、2畳近くあるクローゼットは一杯だし、靴がうちの下駄箱の半分を埋めてます。

 

 以下思い出したこと。

 

 母の実家はとても田舎なので、そこにいる姉妹(私から見ると伯母さん)は私の服装を見てはもっといいものはないのかとか、同じのばっかり着てるとか私や母に文句?を言うのがずっとしんどかったです。母が買ってあげないせいだと思われてるのが嫌だし、母も困っただろうと思います。原因?は後述の通り私なのだし。

 

 成人してから、あれが苦痛だったということを母と話す機会がありました。その時に、私の服装の理由も話しました。毎回盆と正月のたびに微妙に趣味と違う&余所行き専用の服を買い、タンスに入りきらなくなって片付けがぐちゃぐちゃになるのが中学生ぐらいのころからずっと嫌だったと言いました。

 母には、収納を増やしてもよかったのにと言われました。違う、そうじゃない!と思いました。当時は今より物が多くてなおかつ部屋が狭かった上に布団じゃなくてベッドで寝ていたので超狭くなりそうですね。当時でも本棚のせいで狭かったし。

 

 その辺を思い出し、思想や言葉に出会う前から、私にはミニマリスト思考の素質があったのかな?と考えるとちょっと嬉しくなります。そうでなかったら、私は毎年服を買い続け、実際の今の私の倍ぐらいの収納を埋め尽くしていたでしょうし。

 

 私の部屋は家族の中で一番可視床面積が広いです。借家へも含む引っ越しの時から積み重ねて勝ち取ったこの床で、おなかの為にまた筋トレしないとなー。